中国・香港 物流 コロナウィルス状況 (3月4日更新)
新型コロナウイルス 感染拡大に伴う中国・香港への影響について、各港湾の状況をお知らせします。
情報が入り次第、随時等ブログ記事を更新致します。
また、本件は最新の情報と相違がある場合がございます、何卒ご了承いただきたく存じます。
—- 2020/03/04 11:50am JST
当社現地代理店からの中国物流状況について
- 主要港に関しては既に安定稼働(港湾、船会社、倉庫、フォワーダー等)
- 人手不足による混乱も終息しつつある
- 主要港から遠方への陸送は一部制限あり
- 湖北省については引き続き注視が必要な状況
各省が打ち出した操業再開支援策等によって、混乱は終息に向かっている模様
その他JETRO等からの情報を以下に転載します。
ニュース
JETRO 2020年2月28日
遼寧省、一定規模以上の工業企業の操業再開率は8割超
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/02/0b544ed003bec63c.html
JETRO 2020年2月27日
「物流企業の稼働率は5割未満が7割近く」
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/02/b3d77d74468f9428.html
—- 2020/02/21 11:50am JST
港湾状況
寧波、上海、青島、天津、深セン、香港、広州、大連の状況について、現地ネットワークからの情報を纏めています。
感覚としては、少しづつ物流は動き始めているとのことです。
ニュース
武漢市のある湖北省においては学校等の公共施設及び企業活動、工場の操業を2月21日以降まで再開を延期するとの方針を2月13日に打ち出しています。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/02/4e279970d69c3cf6.html
湖北省以外は原則春節明けの2月10日より操業を開始できるように、支援措置を実施。
しかし肺炎拡大防止のため操業再開審査を省庁が行っている影響を受け、操業再開できていない企業が多数発生している状況
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/02/810dd385e8d0d032.html
2月14日より北京市は全ての帰京者に2週間の自宅観察を義務付。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/02/6933f1ac7d44b7e3.html
労働者が自宅待機もしくは交通が寸断されているため、出社できない状況が続いており労働人口減により港湾作業に混乱が生じている。
2月14日時点で天津市の企業に影響が出ている記事です。
https://www.agrinews.co.jp/p50006.html
郵便貨物は2月10日(月)以降、中国宛て航空機が大幅運休となったため、中国宛て国際郵便物の航空機への搭載に2週間以上の期間を要することが見込まれるとのこと。
更には到着後の荷捌にも麻痺が生じており、現地到着後の配送期間についても不透明な状況が続いている模様です。
https://www.post.japanpost.jp/int/information/2020/0213_01.html
同様の状況が香港日本間に追いても発生しているとのことです。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/02/f233ae693c7b4dad.html